夢にテレフォンショッキングが出てくる。ゲストに清水靖晃という名で立松和平のような風貌の男が出ている。サキソフォニストではなくドラマーのようで、スタジオに大量のゴミを持ち込みそれを叩き始める。打ち込みのような正確さで複雑なポリフォニーを奏でる姿に夢ながら圧倒される。

今年のカンヌ映画祭は政治色が強いとかなんとか。少し前にフェスに政治を持ち込むな的な物言いをちょいちょい見かけたが、今や映画祭はオリンピック並みに政治に過剰接続されているし、接続することにためらいがない。プーチン批判を踏み絵とすることで逆にプーチンを中心に据えてしまっていることに無自覚な映画祭。

数ヶ月ぶりに飲酒。案の定後半から目眩に襲われる。 同年代の人々がみんな大人に見える。自分も完全に中年真っ盛りのはずなのに。